平成17年基準企業物価指数改定に伴う国民経済計算(SNA)のデフレーター改定について

平成20年1月25日
内閣府経済社会総合研究所
国民経済計算部

 昨年12月に公表された企業物価指数(CGPI)平成17年基準改定を受け、国民経済計算(SNA)推計におけるデフレーターを以下のように改定する。なお、SNA推計において改定後のデフレーターが反映・公表されるのは、本年2月14日(木)公表予定の平成 19年10-12月期1次QEからである。

CGPI基準改定に伴う新規・廃止品目への対応について

  1. 新規品目への対応
    できるだけ新規品目を取り込む。
  2. 廃止品目への対応
    SNA推計に用いているCGPI品目が新基準において廃止された場合、代替品目を採用する等の措置を講ずる。
  3. 商品群等を使用している場合についての対応
    CGPIの商品群・小分類等を推計に採用している場合について、構成する個々の品目に新規・廃止等があったとしても、当該商品群等を継続して採用する。
    ※具体的な対応状況については別添「平成17年基準企業物価指数の新規・廃止品目への対応状況 (PDF形式:90KB)」参照

基準改定に伴う新旧デフレーターの接続方法について

現行SNAは12年基準で作成されているため、デフレーターの接続に当たっては、17年基準CGPIを用いた改定前デフレーターの平成18年1~3月期を、現行デフレーターの平成18年1~3月期の水準となるように調整の上、接続する。
注)計数の遡及改定期間の定め方に関する原則については、「四半期別GDP速報(QE)の推計方法」(第5版)(平成18年7月改定)について(平成18年7月12日)を参照のこと。

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