| 法人企業動向調査報告
Business and Investment Survey of Incorporated Enterprises |
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調査要領本調査は、資本金1億円以上の法人企業について、設備投資の実績及び計画並びに企業経営者の景気と経営に対する判断及び見通しを調査したものである。調査対象:国内に本社又は主たる事務所をもって企業活動を営む資本金1億円以上の法人企業(約36,000社)から、内閣府が定める方法により選定した4,501社を対象とした。 調査時点:平成13年12月25日 調査方法:調査客体法人の自計申告により行った。 なお、資本金が100億円以上の法人企業については原則として全数調査、100億円未満の法人企業は、層化任意抽出法により選定した法人について調査した。 有効回答率:調査対象法人4,501社のうち、有効回答法人4,058社、有効回答率90.2% 〔利用上の注意〕 1 今期3か月の判断とは平成13年7〜9月期と比較した場合の13年10〜12月期の判断、来期3か月の見通しとは13年10〜12月期と比較した場合の14年1〜3月期の見通し、再来期3か月の見通しとは14年1〜3月期と比較した場合の14年4〜6月期の見通しである。ただし、在庫水準と生産設備については、それぞれの調査期間における判断と見通しである。 2 第1、3〜12図、第1〜19表及び付表の13年10〜12月以前は今期の判断、14年1〜3月は来期の見通し、14年4〜6月は再来期の見通しである。 3 判断指標(BSI:Business Survey Index)とは「上昇(強くなる・増加・過大)の割合−下降(弱くなる・減少・不足)の割合」である。 4 設備投資の公表数値は、母集団推計値である。また、算出基準は工事進捗ベース(建設仮勘定を含む有形固定資産の減価償却前増加額)である。 5 季節調整法は、センサス局法II、X−11を用いた。 6 集計上の産業分類は、日本標準産業分類を基準とする会社ベ−スでの主業分類に基づいて行った。 7 昭和63年3月調査より、日本電信電話(株)、第二電電(株)等7社、JR関係7社及び電源開発(株)を調査対象に加えるとともに、日本電信電話(株)、第二電電(株)等7社については60年4〜6月期、JR関係7社については62年4〜6月期に遡及して集計に加えた。 8 平成元年6月調査より消費税を除くベースで調査した。 9 平成10年6月調査より以下のとおり産業分類の見直しを行い、昭和59年6月調査に遡及して集計を行った。 (1) 「造船」を「その他の輸送用機械」に合併。 (2) 「印刷・出版」を「その他の製造業」に合併。 (3) 「卸売・小売業,飲食店」の内訳を廃止し、「卸売業」と「小売業,飲食店」に分割。 (4) 「運輸・通信業」の内訳を廃止し、「運輸業」と「通信業」に分割。 (5) 「電力業」と「ガス業」を合併し、「電力・ガス業」とする。 (6) 「サービス業」を「サービス業(除くリース業)」と「リース業」に分割。 (7) 製造業を素材型、加工型に分類。 |
本文1.景気見通し(全産業;季節調整値) (1) 国内景気 企業経営者による国内景気に関する判断指標(BSI:「上昇」−「下降」)をみると、平成13年7〜9月期「−61」の後、10〜12月期は「−60」と「下降」超幅が縮小した。 先行きについても、14年1〜3月期「−41」、4〜6月期「−25」と「下降」超幅が縮小する見通しとなっている。 産業別にみると、製造業は、13年7〜9月期「−63」の後、10〜12月期は「−61」と「下降」超幅が縮小した。先行きについても、14年1〜3月期「−36」、4〜6月期「−19」と「下降」超幅が縮小する見通しとなっている。 他方、非製造業は、13年7〜9月期「−59」の後、10〜12月期は「−60」と「下降」超幅が拡大した。先行きについては、14年1〜3月期「−44」、4〜6月期「−29」と「下降」超幅は縮小する見通しとなっている。 (2) 業界景気 所属業界の景気に関する判断指標(BSI:「上昇」−「下降」)をみると、13年7〜9月期「−47」の後、10〜12月期は「−53」と「下降」超幅が拡大した。 先行きについては、14年1〜3月期「−38」、4〜6月期「−25」と「下降」超幅は縮小する見通しとなっている。 産業別にみると、製造業は、13年7〜9月期、10〜12月期ともに「−55」と同水準で推移した。先行きについては、14年1〜3月期「−32」、4〜6月期「−20」と「下降」超幅が縮小する見通しとなっている。 他方、非製造業は、13年7〜9月期「−44」の後、10〜12月期は「−50」と「下降」超幅が拡大した。先行きについては、14年1〜3月期「−41」、4〜6月期「−28」と「下降」超幅は縮小する見通しとなっている。 2.需要・価格関連見通し(季節調整値) (1) 内外需要(製造業) 企業経営者による国内需要に関する判断指標(BSI:「強くなる」−「弱くなる」)をみると、13年7〜9月期、10〜12月期ともに「−55」と同水準で推移した。 先行きについては、14年1〜3月期「−32」、4〜6月期「−19」と「弱くなる」超幅が縮小する見通しとなっている。 他方、海外需要に関する判断指標(BSI:「強くなる」−「弱くなる」)をみると、13年7〜9月期「−48」の後、10〜12月期は「−43」と「弱くなる」超幅が縮小した。 先行きについても、14年1〜3月期「−25」、4〜6月期「−12」と「弱くなる」超幅が縮小する見通しとなっている。 (2) 在庫水準(製造業) 原材料在庫水準に関する判断指標(BSI:「過大」−「不足」)をみると、13年9月末「20」の後、12月末は「21」と「過大」超幅が拡大した。 先行きについては、14年3月末「17」、6月末「11」と「過大」超幅は縮小する見通しとなっている。 他方、完成品在庫水準に関する判断指標をみると、13年9月末「30」の後、12月末は「31」と「過大」超幅が拡大した。 先行きについては、14年3月末「25」、6月末「16」と「過大」超幅は縮小する見通しとなっている。 (3) 価格(製造業、農林漁業、鉱業) 原材料価格に関する判断指標(BSI:「上昇」−「下降」)をみると、13年7〜9月期、10〜12月期ともに「−16」と同水準で推移した。 先行きについては、14年1〜3月期に「−5」と「下降」超幅が縮小した後、4〜6月期には「−7」と「下降」超幅は拡大する見通しとなっている。 他方、製品価格に関する判断指標(BSI:「上昇」−「下降」)をみると、13年7〜9月期「−35」の後、10〜12月期は「−36」と「下降」超幅が拡大した。 先行きについては、14年1〜3月期「−29」、4〜6月期「−22」と「下降」超幅は縮小する見通しとなっている。 3.経営見通し(季節調整値) (1) 売上高(全産業;金融・保険業、不動産業を除く) 売上高に関する判断指標(BSI:「増加」−「減少」)をみると、13年7〜9月期「−31」の後、10〜12月期は「−35」と「減少」超幅が拡大した。 先行きについては、14年1〜3月期「−22」、4〜6月期「−11」と「減少」超幅は縮小する見通しとなっている。 産業別にみると、製造業は、13年7〜9月期、10〜12月期ともに「−43」と同水準で推移した。先行きについては、14年1〜3月期「−24」、4〜6月期「−10」と「減少」超幅が縮小する見通しとなっている。 他方、非製造業は、13年7〜9月期「−23」の後、10〜12月期は「−28」と「減少」超幅が拡大した。先行きについては、14年1〜3月期「−20」、4〜6月期「−13」と「減少」超幅は縮小する見通しとなっている。 (2) 経常利益(全産業;金融・保険業、不動産業を除く) 経常利益に関する判断指標(BSI:「増加」−「減少」)をみると、13年7〜9月期「−33」の後、10〜12月期は「−36」と「減少」超幅が拡大した。 先行きについては、14年1〜3月期「−24」 、4〜6月期「−12」と「減少」超幅は縮小する見通しとなっている。 産業別にみると、製造業は、13年7〜9月期「−44」の後、10〜12月期は「−45」と「減少」超幅が拡大した。先行きについては、14年1〜3月期「−26」、4〜6月期「−11」と「減少」超幅は縮小する見通しとなっている。 他方、非製造業は、13年7〜9月期「−25」の後、10〜12月期は「−28」と「減少」超幅が拡大した。先行きについては、14年1〜3月期「−22」、4〜6月期「−14」と「減少」超幅は縮小する見通しとなっている。 4.生産設備見通し(製造業;季節調整値) 生産設備に関する判断指標(BSI:「過大」−「不足」)をみると、13年7〜9月期「34」の後、10〜12月期は「39」と「過大」超幅が拡大した。 先行きについては、14年1〜3月期「36」、4〜6月期「32」と「過大」超幅は縮小する見通しとなっている。 5.設備投資の動向(全産業;原数値) (1) 半期の動向 設備投資の動向を半期別に前年同期比でみると、平成12年度10〜3月期(実績)5.3%増の後、13年度4〜9月期(実績)は 0.3%減と減少に転じた。 先行き13年度10〜3月期(計画)は、9.2%減と引き続き減少する見通しとなっている。 産業別にみると、製造業は、12年度10〜3月期 12.9%増の後、13年度4〜9月期は 1.1%減と減少に転じた。先行き13年度10〜3月期(計画)は、17.3%減と引き続き減少する見通しとなっている。 他方、非製造業は、12年度10〜3月期 1.9%増の後、13年度4〜9月期は 0.2%増と引き続き増加した。先行き13年度10〜3月期(計画)は、5.1%減と減少に転じる見通しとなっている。 (2) 資本金規模別動向 資本金規模別に前年同期比でみると、資本金10億円以上の大企業は、平成12年度10〜3月期 4.3%増の後、13年度4〜9月期は 2.7%増と引き続き増加した。先行き13年度10〜3月期(計画)は 6.4%減と減少に転じる見通しとなっている。 他方、資本金1〜10億円の中堅企業は、12年度10〜3月期 7.3%増の後、13年度4〜9月期は 5.3%減と減少に転じた。先行き13年度10〜3月期(計画)は、14.3%減と引き続き減少する見通しとなっている。 (3) 年度の動向 平成13年度の全産業の設備投資額(修正計画−)は約40兆9千億円で、前年度に比べ 5.1%減の見通しとなっている。これは修正計画−(9月調査時)に比べ 2.0%の下方修正となっている。 産業別にみると、製造業は、約13兆3千億円で、前年度に比べ 9.7%減の見通し(修正計画−に比べ 4.9%の下方修正)となっている。 他方、非製造業は、約27兆6千億円で、前年度に比べ 2.7%減の見通し(修正計画−に比べ 0.5%の下方修正)となっている。 また、資本金規模別にみると、資本金10億円以上の大企業は、前年度に比べ 2.2%減の見通しとなっている。このうち製造業は 4.6%減、非製造業は 1.0%減の見通しとなっている。 他方、資本金1〜10億円の中堅企業は、10.1%減の見通しとなっている。このうち製造業は19.0%減、非製造業は5.7%減の見通しとなっている。 (4) 四半期の動向 (季節調整値) 四半期の動向を前期比でみると、7〜9月期(実績)4.1%減の後、10〜12月期(実績見込み)は 1.7%減と引き続き減少した。 産業別にみると、製造業は、7〜9月期 11.7%減の後、10〜12月期は 5.6%減と引き続き減少した。 他方、非製造業は、7〜9月期0.4%増の後、10〜12月期は1.8%増と引き続き増加した。 (5) 四半期の動向(原数値) 四半期の動向を前年同期比でみると、7〜9月期(実績)3.7%減の後、10〜12月期(実績見込み)は 7.1%減と引き続き減少した。 産業別にみると、製造業は、7〜9月期 9.8%減の後、10〜12月期は 16.1%減と引き続き減少した。 他方、非製造業は、7〜9月期 0.4%減の後、10〜12月期は 2.6%減と引き続き減少した。 |