平成16年3月実施

法人企業動向調査報告

平成16年4月26日
内閣府経済社会総合研究所景気統計部

 


法人企業動向調査の解説



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1.景気見通し(全産業;季節調整値)

   (1) 国内景気

   企業経営者による国内景気に関する判断指標(BSI:「上昇」−「下降」)をみると、平成15年10〜12月期「18」の後、16年1〜3月期は「29」と「上昇」超幅が拡大した。

   先行きについては、4〜6月期に「19」と「上昇」超幅が縮小した後、7〜9月期には「20」と「上昇」超幅が拡大する見通しとなっている。

   産業別にみると、製造業は、15年10〜12月期「19」の後、 16年1〜3月期は「29」と「上昇」超幅が拡大した。先行きについては、4〜6月期に「19」と「上昇」超幅が縮小した後、7〜9月期には「18」と「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。

   他方、非製造業は、15年10〜12月期「17」の後、16年1〜3月期は「29」と「上昇」超幅が拡大した。先行きについては、4〜6月期に「20」と「上昇」超幅が縮小した後、7〜9月期には「20」と同水準で推移する見通しとなっている。

   (2) 業界景気

   所属業界の景気に関する判断指標(BSI:「上昇」−「下降」)をみると、平成15年10〜12月期「2」の後、16年1〜3月期も「8」と「上昇」超幅が拡大した。

   先行きについては、4〜6月期に「5」と「上昇」超幅は縮小した後、7〜9月期には「7」と「上昇」超幅は拡大する見通しとなっている。

   産業別にみると、製造業は、15年10〜12月期「10」の後、16年1〜3月期は「16」と「上昇」超幅が拡大した。先行きについては、4〜6月期に「10」と「上昇」超幅は縮小した後、7〜9月期には「10」と同水準で推移する見通しとなっている。

   他方、非製造業は、15年10〜12月期「−3」の後、16年1〜3月期は「4」と「上昇」超に転じた。先行きについては、4〜6月期に「2」と「上昇」超幅は縮小した後、7〜9月期には「4」と「上昇」超幅は拡大する見通しとなっている。

2.需要・価格関連見通し(季節調整値)

   (1) 内外需要(製造業)

   企業経営者による国内需要に関する判断指標(BSI:「強くなる」−「弱くなる」)をみると、平成15年10〜12月期「11」の後、16年1〜3月期は「19」と「強くなる」超幅が拡大した。

   先行きについては、4〜6月期は「11」と「強くなる」超幅が縮小した後、7〜9月期には「12」と「強くなる」超幅が拡大する見通しとなっている。

   他方、海外需要に関する判断指標(BSI:「強くなる」−「弱くなる」)をみると、15年10〜12月期「18」の後、16年1〜3月期は「24」と「強くなる」超幅が拡大した。

   先行きについては、4〜6月期に「16」と「強くなる」超幅が縮小した後、7〜9月期には「17」と「強くなる」超幅が拡大する見通しとなっている。

   (2) 在庫水準(製造業)

   原材料在庫水準に関する判断指標(BSI:「過大」−「不足」)をみると、平成15年12月末「7」の後、16年3月末は「4」と「過大」超幅が縮小した。

   先行きについても、6月末「1」と引き続き「過大」超幅が縮小の後、9月末「1」と同水準で推移する見通しとなっている。

   他方、完成品在庫水準に関する判断指標をみると、15年12月末「13」の後、16年3月末は「9」と「過大」超幅が縮小した。

   先行きについても、6月末「7」、9月末「6」と引き続き「過大」超幅が縮小する見通しとなっている。

   (3) 価格(製造業、農林漁業、鉱業)

   原材料価格に関する判断指標(BSI:「上昇」−「下降」)をみると、平成15年10〜12月期「15」の後、16年1〜3月期は「26」と「上昇」超幅が拡大した。

   先行きについては、4〜6月期「27」と「上昇」超幅が拡大した後、7〜9月期「18」と「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。

   他方、製品価格に関する判断指標(BSI:「上昇」−「下降」)をみると、15年10〜12月期「−8」の後、16年1〜3月期は「−5」と「下降」超幅が縮小した。

   先行きについては、4〜6月期も「−3」と「下降」超幅が縮小した後、7〜9月期は「−3」と同水準で推移する見通しとなっている。

3.経営見通し(季節調整値)

   (1) 売上高(全産業;金融・保険業、不動産業を除く)

   売上高に関する判断指標(BSI:「増加」−「減少」)をみると、平成15年10〜12月期「5」の後、16年1〜3月期は「14」と「増加」超幅が拡大した。

   先行きについては、4〜6月期「13」、7〜9月期「8」と「増加」超幅が縮小する見通しとなっている。

   産業別にみると、製造業は、15年10〜12月期「12」の後、16年1〜3月期は「23」と「増加」超幅が拡大した。先行きについては、4〜6月期「17」、7〜9月期「10」と「増加」超幅が縮小する見通しとなっている。

   他方、非製造業は、15年10〜12月期「1」の後、16年1〜3月期は「8」と「増加」超幅が拡大した。先行きについては、4〜6月期に「8」と同水準で推移した後、7〜9月期には「5」と「増加」超幅が縮小する見通しとなっている。

   (2) 経常利益(全産業;金融・保険業、不動産業を除く)

   経常利益に関する判断指標(BSI:「増加」−「減少」)をみると、平成15年10〜12月期「5」の後、16年1〜3月期は「12」と「増加」超幅が拡大した。

   先行きについては、4〜6月期「10」、7〜9月期「9」と「増加」超幅が縮小する見通しとなっている。

   産業別にみると、製造業は、15年10〜12月期「11」の後、16年1〜3月期は「19」と「増加」超幅が拡大した。先行きについては、4〜6月期「12」、7〜9月期「10」と「増加」超幅は縮小する見通しとなっている。

   他方、非製造業は、15年10〜12月期「1」の後、16年1〜3月期は「6」と「増加」超幅が拡大した。先行きについては、4〜6月期「8」と引き続き「増加」超幅が拡大した後、7〜9月期「8」と同水準で推移する見通しとなっている。

4.生産設備見通し(製造業;季節調整値)

 

   生産設備に関する判断指標(BSI:「過大」−「不足」)をみると、平成15年10〜12月期「13」の後、16年1〜3月期は「8」と「過大」超幅が縮小した。

   先行きについては、4〜6月期に「9」と「過大」超幅が拡大した後、7〜9月期には「9」と同水準で推移する見通しとなっている。

5.設備投資の動向(全産業;原数値)

   (1) 半期別動向

   設備投資の動向を半期別に前年同期比でみると、平成15年度4〜9月期(実績)1.5%増の後、10〜3月期(実績見込み)は 5.3%増と引き続き増加した。

   先行き16年度4〜9月期(計画)は、 1.1%増と増加の後、10〜3月期(計画)は 9.8%減と減少に転じる見通しとなっている。

   産業別にみると、製造業は、15年度4〜9月期 6.0%減の後、10〜3月期は 14.5%増と増加に転じた。先行き16年度4〜9月期は 13.7%増の後、10〜3月期は 6.4%減と減少に転じる見通しとなっている。

   他方、非製造業では、15年度4〜9月期 4.9%増の後、10〜3月期は 2.1%増と引き続き増加した。先行き16年度4〜9月期は 4.1%減と減少に転じ、10〜3月期は 11.2%減と引き続き減少する見通しとなっている。

   (2) 資本金規模別動向

   資本金規模別に前年同期比でみると、資本金10億円以上の大企業では、平成15年度4〜9月期(実績)0.2%増の後、10〜3月期(実績見込み)は 6.8%増と引き続き増加した。先行き16年度4〜9月期(計画)は 4.2%増と増加の後、10〜3月期(計画)は 10.6%減と減少に転じる見通しとなっている。

   他方、資本金1〜10億円の中堅企業では、15年度4〜9月期 3.8%増の後、10〜3月期は 2.5%増と引き続き増加した。先行き16年度4〜9月期は 4.5%減と減少に転じ、10〜3月期は 8.2%減と引き続き減少する見通しとなっている。

   (3)年度の動向

   設備投資の動向を前年度比でみると、平成14年度(実績)8.5%減の後、15年度(実績見込み)は 3.5%増と増加に転じた。先行き16年度(当初計画)は 4.9%減と減少に転じる見通しとなっている。

   産業別にみると、製造業は、14年度 19.2%減の後、15年度は 4.2%増と増加に転じた。先行き16年度は 2.8%増と引き続き増加する見通しとなっている。

   他方、非製造業は、14年度 3.3%減の後、15年度は 3.3%増と増加に転じた。先行き16年度は 8.0%減と減少に転じる見通しとなっている。

   (4) 四半期別動向 (季節調整値)

   四半期の動向を前期比でみると、平成15年10〜12月期(実績)の 0.4%増の後、16年1〜3月期(実績見込み)は 4.2%増と引き続き増加した。

   産業別にみると、製造業は、15年10〜12月期 2.4%減の後、16年1〜3月期は 0.3%減と引き続き減少した。

   他方、非製造業は、15年10〜12月期 1.2%増の後、16年1〜3月期は 5.8%増と引き続き増加した。

   (5) 四半期別動向 (原数値)

   四半期の動向を前年同期比でみると、平成15年10〜12月期(実績)0.2%増の後、16年1〜3月期(実績見込み)は 9.9%増と引き続き増加した。

   産業別にみると、製造業は、15年10〜12月期 4.6%増の後、16年1〜3月期は 24.0%増と引き続き増加した。

   他方、非製造業は、15年10〜12月期 1.4%減の後、16年1〜3月期は 5.1%増と増加に転じた。


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