平成17年9月実績および平成17年10~12月見通し:機械受注統計調査報告

平成17年11月10日
経済社会総合研究所

機械受注統計調査の解説

調査結果の概要

  1. 機械受注総額(季節調整値)の動向をみると、17年8月前月比8.8%減の後、 9月は同7.3%増の2兆4,120億円となった。

  2. 需要者別にみると、民需は前月比10.5%減の1兆625億円、 官公需は同12.8%減の2,133億円、外需は同41.0%増の1兆8億円、 代理店は同18.4%減の911億円となった。

  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向を見ると、 17年8月前月比8.2%増の後、9月は同10.0%減の9,859億円となった。 このうち、製造業は同6.4%減の4,554億円、非製造業(除く船舶・電力)は 同12.1%減の5,343億円となった。

  4. 7~9月をみると、受注総額は前期比3.8%増の7兆1,255億円となった。 需要者別にみると、民需は同1.0%増の3兆3,637億円、 官公需は同7.4%減の6,841億円、 外需は同10.0%増の2兆6,894億円、 代理店は同10.1%減の3,063億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同2.1%増の3兆951億円、 製造業は同0.4%増の1兆3,861億円、 非製造業(除船舶・電力)は同1.0%増の1兆7,078億円となった。

  5. 10~12月見通しをみると、受注総額は前期比4.6%減の6兆8,009億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同4.4%増の3兆5,116億円、官公需は同7.2%減の6,345億円、 外需は同9.1%減の2兆4,453億円、代理店は同2.1%減の2,999億円の見通しになっている。 また、「船舶・電力を除く民需」は同6.2%増の3兆2,867億円、製造業は同1.3%増の 1兆4,044億円、非製造業(除船舶・電力)は同10.0%増の1兆8,784億円の見通しになっている。

(備考)
  • 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。
第1表  対前月比

報告書(PDF形式)

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統計表(CSV形式)

参考

(( 参考1 ))

(( 参考2・Excel形式 ))

今後の公表予定は統計調査公表予定一覧をご覧ください。

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グラフ:機械受注額の推移

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第1表  主要需要者別機械受注額

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第2表  民需の業種別機械受注の伸び

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