平成18年6月実績および平成18年7~9月見通し:機械受注統計調査報告

平成18年8月9日
経済社会総合研究所

機械受注統計調査の解説

調査結果の概要

  1. 機械受注総額(季節調整値)の動向をみると、18年5月前月比1.7%減の後、 6月は同10.6%増の2兆8,346億円となった。

  2. 需要者別にみると、民需は前月比5.5%増の1兆3,049億円、 官公需は同9.3%増の2,511億円、外需は同22.5%増の1兆1,344億円、 代理店は同6.0%減の1,224億円となった。

  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向を見ると、 18年5月前月比2.1%減の後、6月は同8.5%増の1兆2,114億円となった。 このうち、製造業は同25.6%増の5,849億円、非製造業(除く船舶・電力)は 同3.6%減の6,326億円となった。

  4. 4~6月をみると、受注総額は前期比4.7%増の8兆67億円となった。 需要者別にみると、民需は同7.7%増の3兆8,148億円、 官公需は同1.5%減の7,358億円、 外需は同3.6%減の3兆255億円、 代理店は同23.0%増の3,727億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同8.9%増の3兆4,685億円、 製造業は同8.9%増の1兆5,435億円、 非製造業(除船舶・電力)は同10.0%増の1兆9,430億円となった。

  5. 7~9月見通しをみると、受注総額は前期比0.8%減の7兆9,396億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同3.9%増の3兆9,631億円、官公需は同9.5%減の6,657億円、 外需は同4.0%減の2兆9,034億円、代理店は同1.6%減の3,667億円の見通しになっている。 また、「船舶・電力を除く民需」は同4.9%増の3兆6,397億円、製造業は同12.0%増の 1兆7,291億円、非製造業(除船舶・電力)は同0.6%減の1兆9,322億円の見通しになっている。

(備考)
  • 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。
第1表  対前月比

報告書(PDF形式)

(注)PDF形式のファイルを開くにはAcrobat Readerが必要です。

統計表(CSV形式)

参考

(( 参考1 ))

(( 参考2・Excel形式 ))

今後の公表予定は統計調査公表予定一覧をご覧ください。

経済社会総合研究所「統計のページ」に戻る

グラフ:機械受注額の推移

経済社会総合研究所「統計のページ」に戻る

第1表  主要需要者別機械受注額

経済社会総合研究所「統計のページ」に戻る

第2表  民需の業種別機械受注の伸び

経済社会総合研究所「統計のページ」に戻る