平成18年9月実績および平成18年10~12月見通し:機械受注統計調査報告

平成18年11月10日
経済社会総合研究所

機械受注統計調査の解説

調査結果の概要

  1. 機械受注総額(季節調整値)の動向をみると、18年8月前月比12.0%増の後、 9月は同13.0%減の2兆3,194億円となった。

  2. 需要者別にみると、民需は前月比0.4%減の1兆1,610億円、 官公需は同5.1%減の2,234億円、外需は同30.9%減の7,958億円、 代理店は同14.5%減の940億円となった。

  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向を見ると、 18年8月前月比6.7%増の後、9月は同7.4%減の9,975億円となった。 このうち、製造業は同3.2%減の5,030億円、非製造業(除く船舶・電力)は 同10.0%減の5,037億円となった。

  4. 7~9月をみると、受注総額は前期比8.0%減の7兆3,641億円となった。 需要者別にみると、民需は同9.4%減の3兆4,546億円、 官公需は同4.2%減の7,051億円、 外需は同6.2%減の2兆8,390億円、 代理店は同16.5%減の3,113億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同11.1%減の3兆835億円、 製造業は同2.9%減の1兆4,987億円、 非製造業(除船舶・電力)は同17.9%減の1兆5,955億円となった。

  5. 10~12月見通しをみると、受注総額は前期比3.8%増の7兆6,409億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同4.4%増の3兆6,076億円、官公需は同10.6%増の7,802億円、 外需は同5.2%増の2兆9,864億円、代理店は同2.9%増の3,202億円の見通しになっている。 また、「船舶・電力を除く民需」は同5.7%増の3兆2,583億円、製造業は同2.4%増の 1兆5,348億円、非製造業(除船舶・電力)は同9.0%増の1兆7,396億円の見通しになっている。

(備考)
  • 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。
第1表  対前月比

報告書(PDF形式)

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統計表(CSV形式)

参考

(( 参考1 ))

(( 参考2・Excel形式 ))

今後の公表予定は統計調査公表予定一覧をご覧ください。

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グラフ:機械受注額の推移

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第1表  主要需要者別機械受注額

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第2表  民需の業種別機械受注の伸び

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