平成21年9月実績および平成21年10~12月見通し:機械受注統計調査報告

平成21年11月11日
経済社会総合研究所

機械受注統計調査の解説

調査結果の概要

  1. 機械受注総額(季節調整値)の動向をみると、21年8月前月比1.9%減の後、 9月は同6.0%増の1兆7,232億円となった。

  2. 需要者別にみると、民需は前月比1.4%減の8,513億円、 官公需は同17.0%減の2,405億円、外需は同25.9%増の5,839億円、 代理店は同4.4%増の704億円となった。

  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向を見ると、 21年8月前月比0.5%増の後、9月は同10.5%増の7,380億円となった。 このうち、製造業は同0.1%減の2,343億円、非製造業(除く船舶・電力)は 同18.0%増の5,154億円となった。

  4. 7~9月をみると、受注総額は前期比10.4%増の5兆57億円となった。 需要者別にみると、民需は同2.4%減の2兆5,064億円、 官公需は同11.4%増の8,423億円、 外需は同41.7%増の1兆5,973億円、 代理店は同14.1%増の2,029億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同0.9%減の2兆708億円、 製造業は同8.7%減の6,926億円、 非製造業(除船舶・電力)は同4.9%増の1兆3,919億円となった。

  5. 10~12月見通しをみると、受注総額は前期比1.1%減の4兆9,513億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同2.6%増の2兆5,705億円、官公需は同10.8%減の7,513億円、 外需は同10.6%減の1兆4,287億円、代理店は同6.3%減の1,901億円の見通しになっている。 また、「船舶・電力を除く民需」は同1.0%増の2兆924億円、製造業は同0.4%増の 6,954億円、非製造業(除船舶・電力)は同1.3%増の1兆4,099億円の見通しになっている。

(備考)
  • 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。
  • 本調査は、毎年3月調査の時点で季節調整値の改訂を行っており、過去に遡って改訂される。次の2月調査までは予測指数による季節調整を行い、過去の値は変わらない。

見通し額作成方法の一部見直しについて(PDF形式)

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第1表  対前月比

概要(PDF形式)

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報告書(PDF形式)

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統計表(CSV形式)

参考

(( 参考1 ))

(( 参考2・Excel形式 ))

主要長期時系列統計表(1987/4~)・Excel形式は 結果の概要をご覧ください。

今後の公表予定は統計調査公表予定一覧をご覧ください。

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グラフ:機械受注額の推移

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第1表  主要需要者別機械受注額

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第2表  民需の業種別機械受注の伸び

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