平成25年9月実績および平成25年10~12月見通し:機械受注統計調査報告

平成25年11月13日
内閣府経済社会総合研究所

調査結果の概要(季節調整値)

  1. 機械受注総額の動向をみると、25年8月前月比4.5%増の後、9月は同13.2%増の2兆3,999億円となった。

  2. 需要者別にみると、民需は前月比0.9%減の9,402億円、官公需は同42.9%増の3,822億円、外需は同12.1%増の10,510億円、代理店は同4.2%減の931億円となった。

  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向を見ると、25年8月前月比5.4%増の後、9月は同2.1%減の8,021億円となった。このうち、製造業は同4.1%増の3,345億円、非製造業(除く船舶・電力)は同7.0%減の4,567億円となった。

  4. 7~9月をみると、受注総額は前期比4.9%増の6兆5,493億円となった。需要者別にみると、民需は同4.9%増の2兆8,077億円、官公需は同8.6%増の9,413億円、外需は同10.9%増の2兆7,548億円、代理店は同7.9%増の2,852億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同4.3%増の2兆3,986億円、製造業は同9.8%増の9,745億円、非製造業(除船舶・電力)は同4.1%減の1兆4,102億円となった。

  5. 10~12月見通しをみると、受注総額は前期比2.5%減の6兆3,878億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同5.3%減の2兆6,589億円、官公需は同13.6%減の8,132億円、外需は同4.9%減の2兆6,199億円、代理店は同6.4%増の3,034億円の見通しになっている。また、「船舶・電力を除く民需」は同2.1%減の2兆3,481億円、製造業は同0.6%増の9,804億円、非製造業(除船舶・電力)は同3.5%減の1兆3,610億円の見通しになっている。

(備考)
  1. 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。
  2. 本調査は、毎年3月調査の時点で季節調整値の改訂を行っており、過去に遡って改訂される。次の2月調査までは予測指数による季節調整を行い、過去の値は変わらない。
表:対前月比

概要(PDF形式)

報告書(PDF形式)

統計表(CSV形式)

参考

(( 参考1 ))

(( 参考2 ))

(( 季節調整について ))

参考図表

グラフ:機械受注額の推移
第1表 主要需要者別機械受注額
第2表 民需の業種別機械受注の伸び

その他