平成19年7月11日公表
経済社会総合研究所景気統計部
調査結果の概要
消費者態度指数についての調査結果
(1)月次の消費者態度指数(原数値)の推移
平成19年6月の一般世帯の消費者態度指数は、前月差2.3ポイント低下し45.0であった。これは、「暮らし向き」を始め「耐久消費財の買い時判断」、「雇用環境」、「収入の増え方」の全ての意識指標が前月に比べ低下したことによるものである(第1表、第3表参照)。
また、単身世帯の消費者態度指数は、前月差2.1ポイント低下し45.9となり、総世帯でも前月差2.2ポイント低下し45.2となった(第1表参照)。

(2)四半期の消費者態度指数(一般世帯、季節調整値)の推移
平成19年6月の一般世帯の消費者態度指数は、前期(平成19年3月)差2.4ポイント低下し44.3となった。これは、「雇用環境」を始め「耐久消費財の買い時判断」、「暮らし向き」、「収入の増え方」の全ての意識指標が前期に比べ低下したことによるものである(第2表、参考2表参照)。


各消費者意識指標の調査結果(一般世帯)
(1)月次の消費者意識指標(原数値)の推移
一般世帯の消費者態度指数を構成する各消費者意識指標について、平成19年6月の動向を前月差でみると、「暮らし向き」及び「耐久消費財の買い時判断」がともに2.6ポイント低下し、それぞれ42.4、46.4となったのを始め、「雇用環境」が2.2ポイント低下し49.0、「収入の増え方」が1.7ポイント低下し42.2となり、4項目全ての意識指標で低下した。
なお、「資産価値の増え方」に関する意識指標は0.9ポイント低下し46.7となった(第3表参照)。
(2)四半期の消費者意識指標(季節調整値)の推移
一般世帯の消費者態度指数を構成する各消費者意識指標について、平成19年6月の動向を前期(平成19年3月)差でみると、「雇用環境」が3.1ポイント低下し47.9となったのを始め「耐久消費財の買い時判断」が2.8ポイント低下し46.0、「暮らし向き」が2.2ポイント低下し41.8、「収入の増え方」が1.3ポイント低下し41.7となり、4項目全ての意識指標で低下した(参考2表参照)。
なお、「資産価値の増え方」に関する意識指標は、前期と同水準の45.9、「レジャー時間」に関する意識指標は、0.5ポイント低下し45.5となった(参考3表参照)。

物価の見通しに関する調査結果(一般世帯、原数値)
平成19年6月の一般世帯の1年後の物価に関する消費者の見通しは、最も回答が多かったのは「上昇する(2%未満)」の34.1%であった。次に「上昇する(2%以上〜5%未満)」(25.5%)、「変わらない(0%程度)」(22.8%)という順であった。これを前月差でみると、「上昇する」の回答割合の合計が13.1ポイント増加したのに対して、「変わらない(0%程度)」は11.1ポイント減少し、「低下する」の回答割合の合計は1.5ポイント減少した。
なお、前年同月差でみても「上昇する」の回答割合の合計が2.6ポイント増加したのに対して、「変わらない(0%程度)」は1.0ポイント減少し、「低下する」の回答割合の合計は0.6ポイント減少した(第4表参照)。

(1)国内旅行
平成19年4〜6月期に国内旅行(日帰り旅行を含む)をした世帯割合は、前期差で1.3ポイント減少し34.5%となった。旅行をした世帯当たりの平均人数は、前期差で0.2人減少し2.8人となった。
平成19年7〜9月期に国内旅行をする予定の世帯割合は、平成19年4〜6月期計画(以下「前期計画」)差で0.5ポイント減少し32.5%、その平均人数は、前期計画差で0.1人減少し2.8人となっている(第5表参照)。
(2)海外旅行
平成19年4〜6月期に海外旅行をした世帯割合は、前期差で0.7ポイント増加し4.3%となった。その平均人数は、前期差で0.1人減少し1.6人となった。
平成19年7〜9月期に海外旅行をする予定の世帯割合は、前期計画差で横ばいの3.8%、その平均人数も、前期計画差で横ばいの1.7人となっている(第5表参照)。
第5表 旅行の実績・予定の推移(一般世帯、季節調整値) (EXCEL形式)
サービス等の支出予定(一般世帯、季節調整値)
平成19年7〜9月期のサービス等の支出予定6項目の動きを「今より増やす予定と回答した世帯割合」から「今より減らす予定と回答した世帯割合」を控除した数値(サービス支出DI)でみると、以下のとおりである(第6表参照)。
(1) 自己啓発DIは、前期が「2.6%」のところ、今期は「1.7%」と低下している。
(2) スポーツ活動費DIは、前期が「4.4%」のところ、今期は「3.2%」と低下している。
(3) コンサート等の入場料DIは、前期が「8.3%」のところ、今期は「5.3%」と低下している。
(4) 遊園地等娯楽費DIは、前期が「▲4.8%」のところ、今期は「▲6.0%」と低下している。
(5) レストラン等外食費DIは、前期が「▲8.0%」のところ、今期は「▲10.4%」と低下している。
(6) 家事代行サービスDIは、前期が「▲0.7%」のところ、今期は「▲1.5%」と低下している。
第6表 サービス支出DIの推移(一般世帯、季節調整値) (EXCEL形式)

(注)
1.「今より増やす予定と回答した世帯割合」は、回答区分「増やす」と回答区分「やや増やす」に回答した世帯の割合である。
「今より減らす予定と回答した世帯割合」は、回答区分「減らす」と回答区分「やや減らす」に回答した世帯の割合である。
2.自己啓発(カルチャーセンター、英会話、茶道、着付け、料理学校等)
スポーツ活動費(スポーツ教室・クラブ、テニス、スキー、ゲートボール、ゴルフ等)
コンサート等の入場料(コンサート、演劇、映画、美術館、博物館等)
遊園地等娯楽費(遊園地、スポーツ観戦、ゲーム代、カラオケ、パチンコ、競馬等)
レストラン等外食費(レストラン、和食料理店等での飲食代)
家事代行サービス(ハウスクリーニング、食材配達、ベビーシッター、ホームヘルパー等)
参考資料
参考1表 消費者態度指数、消費者意識指標の推移(一般世帯、原数値) (EXCEL形式)





(参考)物価の見通し(世帯別、原数値)(EXCEL形式)
参考10表 地域(ブロック)別消費者態度指数の推移(一般世帯、原数値) (EXCEL形式)
参考11表 地域(ブロック)別消費者態度指数の推移(一般世帯、季節調整値) (EXCEL形式)



参考14表 消費者態度指数、消費者意識指標の推移(東京都、一般世帯、原数値) (EXCEL形式)
報告書(PDF形式で掲載)
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内閣府経済社会総合研究所景気統計部消費班
電話03−3581−0645