ESRI Discussion Paper No.370 コロナ禍での人々の生活満足度の動向について―緊急事態宣言が及ぼした影響の識別―

2022年7月
北川 諒
内閣府経済社会総合研究所研究官
野村 裕
内閣府経済社会総合研究所前総括政策研究官

要旨

2020年~2021年に実施された生活満足度に関する調査結果の個票データを用いて、この時期に人々の生活満足度がどのような動きをしていたかについて分析した。その結果、緊急事態宣言等が出されていた時期の当該地域の満足度は、平時においてほぼ同水準の満足度をとる地域で宣言等が出されなかった地域と比較して低下していた。その低下の程度は、平時において異なる調査間で生ずる変化幅よりも十分に大きく、バウンドを持って考察したとしても、緊急事態宣言が満足度を低下させていたと評価される。まん延防止等重点措置も満足度を低下させるが、緊急事態宣言よりはその程度は小さかった。また、緊急事態宣言等の解除は、その直後において、人々の生活満足度を措置無しの地域よりも高めた。


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全文の構成

  1. 1 目的
    2ページ
  2. 2 データとその概要
    2ページ
  3. 3 分析手法
    6ページ
  4. 4 分析結果
    10ページ
  5. 5 考察
    13ページ
  6. 参考文献
    15ページ
  7. 付表1
    16ページ
  8. 付表2
    17ページ
  9. 付表3
    18ページ