デジタルエコノミーに関する研究
AI・IoTと雇用・労働市場の関係に関する研究
AI/IoT等の先端デジタル技術と我が国における労働の代替・補完関係について、アンケ-ト調査等を通じて分析し、労働市場への影響の実態を把握する研究を進めています。
(最近の研究成果紹介)
- AIは労働者の代替か、補完か。(ESRI Discussion Paper No.351)
北原 聖子、篠敏明(2019年9月)
- 新しいデジタル技術が労働市場へ及ぼす影響についての実証分析
(PDF形式 1.24 MB)
北原 聖子 ESR No.26 2019年秋号 - 我が国におけるAI技術の導入に伴う雇用環境への影響に関する調査研究 報告書
内閣府経済社会総合研究所 研究会報告書等 No.79 2019年3月 - AI等の技術が労働市場に与える影響に関する内外の研究動向について(ESRI Research Note No.43)
(PDF形式 5.9 MB)
北原 聖子(2018年12月)
(フォーラム・セミナー等)
デジタルエコノミーの進展と所得分配に関する研究
AI/IoT による労働の代替が進展した場合に社会に与える影響について、代替される労働形態に関する複数の仮定に基づき、一般均衡モデルを用いた分析等を行います。
デジタルエコノミー・サテライト勘定の作成(再掲)
国際的に整合的な方法で、我が国のデジタルエコノミーの計測に取り組み、サテライト勘定の開発に向けた検討を行います。併せて、シェアリング・エコノミーなど現行GDP統計では補足しきれていない分野の計測や、ネットで提供されている様々な無償サービスの価値の計測方法に関する研究を進めています。
(参考文献)
- デジタル時代を迎えた今も、GDPは正しく計測されているか?(仮訳)(『経済分析』第192号)
Nadim AHMAD, Paul SCHREYER(2017年3月)
デジタルエコノミーと生産性に関する研究
我が国においてデジタル化の影響が大きいと考えられる小売業を取り上げ、ICT 資本の普及などによる雇用・賃金や生産性の変化を分析し、ICT 資本の普及が賃金や生産性の上昇につながるかどうかを検証します。