研究会報告書等 No.72公民連携手法研究報告書
平成27年7月
概要
地方自治体における社会資本を取り巻く状況は、財政制約、少子化、高齢化などの人口構造の変化、施設老朽化や巨大災害への対応など、多くの課題に直面しており、公共施設マネジメントに当たっては、公民連携による新たな発想と仕組みで取り組む必要が生じている。
平成25年度に内閣府経済社会総合研究所地域ユニットに設けられた「公民連携手法研究会」では、事例研究を通して、新たな公共施設の有り方や公共サービスの本質について議論を行った。そして、公共施設の管理運営を民に委ねることが、施設の有効活用と公共サービスの質の向上に繋がり得ることが確認された。本報告書は、その成果をまとめたものである。
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4ページ1 公民連携手法による図書館運営
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4ページ1.1 武雄市の沿革
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4ページ1.2 図書館リニューアルの経緯
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4ページ1.3 連携による効果
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5ページ2 議論を巻き起こした武雄市図書館(南 学)
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5ページ2.1 図書館の「あり方」について議論を巻き起こすことの価値
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6ページ2.2 武雄市図書館のイノベーション
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8ページ2.3 「議論」から公共施設の目的を明確に
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8ページ3 公共図書館のミッションの再確認(南 学)
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8ページ3.1 画一的な日本の図書館像と表面的な数値目標
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9ページ3.2 公共図書館運営における議論の方向(韓国と米国の事例を踏まえて)
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11ページ3.3 公共図書館のサービスと設置形態の再検討も必要
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12ページ3.4 ICT技術によって変わる図書館の管理運営
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14ページ3.5 小さな町の創意工夫(公共図書館よりも大きな学校図書室)
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15ページ4 指定管理者制度を活用した公共サービスの付加価値向上(南 学)
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15ページ4.1 指定管理者制度の出発点
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16ページ4.2 拡大してきた「民間」による管理運営の範囲
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17ページ4.3 現実的でなくなった「直営」による管理運営
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18ページ4.4 変化している図書館への需要とその対応
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19ページ4.5 指定管理者制度への理解がまだ足りない現状
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20ページ4.6 リスク分担の考え方から出発する
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21ページ4.7 「直営」対「委託・指定管理」ではなく「直営・委託」対「指定管理」
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23ページ1 分析の視点(二上 唯夫)
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24ページ2 我が国のスポーツ振興の理念と体育施設整備の現状(二上 唯夫)
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24ページ3 複合型体育館による効率的利用の事例(半田市総合型地域スポーツクラブ)(二上 唯夫)
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24ページ3.1 半田市スポーツ振興政策
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25ページ3.2 半田市の総合型地域スポーツクラブの展開
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27ページ3.3 複合型体育館の数値的な評価
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30ページ4 全国展開出来ない理由・課題(力武 忠幸)
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36ページ5 これからの公的体育施設のあり方と課題(提言)(力武 忠幸)
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37ページ1 資源循環事業の概要
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38ページ2 評価の方法
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39ページ3 評価結果
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42ページ1 習志野市の概要
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42ページ2 公共施設再生の取組の背景
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42ページ3 公共施設再生の取組経過
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43ページ4 大久保地区の公共施設再編案
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46ページ5 現在の取組及び今後の展望と評価
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47ページ
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47ページ1 官民の資源を最適化した公共サービスの追求の必要性
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47ページ2 社会資本の老朽化対応を契機とした地域における公民連携推進の必要性
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49ページ3 「全体最適」の視点の必要性
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49ページ3.1 政府及び地方公共団体における一元的な体制の構築
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51ページ3.2 民間資源活用の一層の推進
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51ページ3.3 取組みを支える制度設計
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53ページ
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53ページ1 武雄市図書館が可視化した民間企業マネジメントの可能性
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54ページ2 半田市の複合型スポーツクラブから見える課題
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55ページ3 自治体マネジメント白書の有効性
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55ページ4 まとめ
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