研究会報告書等 No.74大学等の知と人材を活用した持続可能な地方の創生に関する研究会報告書

平成28年3月

概要

平成26年度に「まち・ひと・しごと創生総合戦略」(平成26年12月27日閣議決定)が決定されるなど、地方創生が重要な政策課題となっており、「地方消滅」の危機をのりこえて、いかにして地方を持続可能にできるかに関心が高まっている。

他方、大学改革の動きの中で、平成28年度からの国立大学法人の第3期中期目標期間において、多数の国立大学が地域貢献を主要なミッションに位置付けるなど、大学による地域貢献の取組みが活発化すると想定される。

以上の背景を踏まえ、本研究では、大学等の知と人材を活用して持続可能な地方を構築する上で、どのような課題等があるのか検討することとした。具体的には、有識者委員を集めた研究会を開催し、どのような課題があるのか、それに対応するためにどのような取組みが考えられるか、既存の取組みの中で参考事例となるものにどのようなものがあるか議論した。本報告書は、地方創生への大学等の貢献に関わる方々の参考となるよう、研究会の提言及び参考となる事例をとりまとめたものである。

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      1.1 これまでの地域活性化と地方の課題
    2. 3ページ
      1.2 持続可能な社会への転換による地方創生
  3. 4ページ
    1. 4ページ
      2.1 地域住民による主体的な地域づくり
      1. 4ページ
        2.1.1 住民の主体性の強化
      2. 4ページ
        2.1.2 地域の重層性と開放性
      3. 5ページ
        2.1.3 住民主体の将来計画の策定・実行
      4. 6ページ
        2.1.4 自治体の役割
    2. 9ページ
      2.2 地域資源の持続的な活用
      1. 9ページ
        2.2.1 地域資源とは
      2. 10ページ
        2.2.2 地域資源の発見的把握と持続的活用
    3. 14ページ
      2.3 地域資源を活用した主体的な地域づくりの起動
  4. 17ページ
    1. 17ページ
      3.1 地方にとっての教育・研究機関の重要性
    2. 17ページ
      3.2 各機関に期待される役割
    3. 18ページ
      3.3 大学を巡る状況
    4. 18ページ
      3.4 大学に期待される役割
      1. 18ページ
        3.4.1 大学の有する多面的機能と役割
      2. 20ページ
        3.4.2 地方創生を担い支える人材の育成
      3. 22ページ
        3.4.3 地域社会の主体的な取組みの支援
  5. 24ページ
    1. 24ページ
      4.1 地域との関係構築に関する課題
      1. 24ページ
        4.1.1 地域貢献における基本姿勢
      2. 24ページ
        4.1.2 コーディネーション機能の整備
      3. 28ページ
        4.1.3 地域における活動拠点の確保
    2. 29ページ
      4.2 大学の教育研究に関する課題
      1. 29ページ
        4.2.1 地域の観点からの教育の充実
      2. 30ページ
        4.2.2 地域に関する学部等の設置
      3. 32ページ
        4.2.3 地域に関する全学教育プログラムの設定
      4. 33ページ
        4.2.4 社会人教育の充実
      5. 35ページ
        4.2.5 地域課題解決のための研究
    3. 38ページ
      4.3 大学の人材と基盤整備に関する課題
      1. 38ページ
        4.3.1 大学教員に求められる役割
      2. 39ページ
        4.3.2 大学職員に求められる役割
      3. 40ページ
        4.3.3 教職員の育成・確保
      4. 41ページ
        4.3.4 地域貢献活動を支える基盤の整備