民間企業設備の需要側補助系列における金融機関設備投資の推計方法の変更について(四半期別GDP2次速報)
平成16年9月3日
内閣府経済社会総合研究所
国民経済計算部
2次QEにおける金融機関の設備投資の推計は、これまで『法人企業動向調査』(内閣府)を主な基礎統計としていたが、平成16年4-6月期からの同調査の『法人企業景気予測調査』(内閣府・財務省)への改編に伴い、推計方法を以下のとおりとする。
・ 『法人企業景気予測調査』の金融保険業の設備投資額の当期実績見込値と前期実績値の比率を用いて前期推計値を延長推計する(従来は、『法人企業動向調査』の他、『機械受注統計』の金融保険業の動きを利用して推計)。
当該変更に合わせて推計マニュアルも以下のように改定する。
ページ | 項目 | 旧 | 新 |
---|---|---|---|
24~25 | (1)並行需要項目 1)需要側推計値 |
需要側推計値は、・・「法人企業動向調査」(金融機関) | 需要側推計値は、・・「法人企業景気予測調査」(金融機関) |
b)金融機関設備投資 | 「法人企業動向調査」(注)における金融保険業の設備投資を用いて推計するが、当該四半期の2次QEでは同調査の実績値が利用できないため、同調査金融保険業の実績見込値と「機械受注統計」金融保険業の動きから実績値を予測して推計する。次の期の2次QEにおいて実績見込値を実績値に置き換えて再推計する。 (注)平成16年4-6月期からは、「法人企業動向調査」は「法人企業景気予測調査」に改編される。2次QEでは、同調査の金融保険業の実績見込値等から実績値を予測して推計する予定。なお、実績値は次の期の1次QEで利用できるようになる。 | 「法人企業景気予測調査」における金融保険業の設備投資を用いて推計するが、当該四半期の2次QEでは同調査の実績値が利用できないため、同調査金融保険業の実績見込値と前期実績値の比率を用いて前期推計値を延長推計する。次の期の1次QEにおいて実績見込値を実績値に置き換えて再推計する。 | |
- | 参考資料7-9 推計項目名 3.民間企業設備 |
統計名 法人企業動向調査(内閣府) |
統計名 法人企業景気予測調査(内閣府・財務省) |
公表時期 実績見込値:翌々月中旬 実績値:5ヶ月めの中旬 |
公表時期 実績見込値:当該四半期末 実績値:翌四半期末 |
||
欠落月補外方法 法人企業動向調査金融保険業の実績値を、同実績見込値及び機械受注統計調査金融保険業の動きから推計 |
欠落月補外方法 法人企業景気予測調査金融保険業の実績見込値と前期実績値の比率を用いて前期推計値を延長推計 |
- 当ページに掲載の資料の一部はPDF形式のファイルであるため、閲覧するにはAdobe Reader
が必要となります。