平成19年6月実績および平成19年7~9月見通し:機械受注統計調査報告

平成19年8月8日
経済社会総合研究所

機械受注統計調査の解説

調査結果の概要

  1. 機械受注総額(季節調整値)の動向をみると、19年5月前月比5.8%増の後、 6月は同6.5%減の2兆6,066億円となった。

  2. 需要者別にみると、民需は前月比10.8%減の1兆616億円、 官公需は同21.7%増の3,527億円、外需は同5.9%減の1兆1,012億円、 代理店は同3.9%減の1,125億円となった。

  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向を見ると、 19年5月前月比5.9%増の後、6月は同10.4%減の9,602億円となった。 このうち、製造業は同11.4%減の4,419億円、非製造業(除く船舶・電力)は 同6.5%減の5,339億円となった。

  4. 4~6月をみると、受注総額は前期比5.7%増の8兆321億円となった。 需要者別にみると、民需は同0.7%減の3兆3,754億円、 官公需は同18.3%増の9,086億円、 外需は同5.7%増の3兆3,804億円、 代理店は同11.1%増の3,428億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同2.4%減の3兆439億円、 製造業は同4.0%減の1兆3,733億円、 非製造業(除船舶・電力)は同0.1%増の1兆6,862億円となった。

  5. 7~9月見通しをみると、受注総額は前期比2.4%減の7兆8,361億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同1.6%増の3兆4,282億円、官公需は同29.4%減の6,411億円、 外需は同5.1%増の3兆5,541億円、代理店は同13.5%減の2,966億円の見通しになっている。 また、「船舶・電力を除く民需」は同3.7%増の3兆1,564億円、製造業は同3.7%増の 1兆4,243億円、非製造業(除船舶・電力)は同2.8%増の1兆7,327億円の見通しになっている。

(備考)
  • 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。
第1表  対前月比

報告書(PDF形式)

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統計表(CSV形式)

参考

(( 参考1 ))

(( 参考2・Excel形式 ))

今後の公表予定は統計調査公表予定一覧をご覧ください。

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グラフ:機械受注額の推移

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第1表  主要需要者別機械受注額

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第2表  民需の業種別機械受注の伸び

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