平成24年9月実績および平成24年10~12月見通し:機械受注統計調査報告

平成24年11月8日
内閣府経済社会総合研究所

調査結果の概要

  1. 機械受注総額(季節調整値)の動向をみると、24年8月前月比12.6%減の後、9月は同9.6%増の1兆8,160億円となった。

  2. 需要者別にみると、民需は前月比15.4%増の8,975億円、官公需は同22.4%増の2,638億円、外需は同0.0%増の6,264億円、代理店は同4.0%増の847億円となった。

  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向を見ると、24年8月前月比3.3%減の後、9月は同4.3%減の6,862億円となった。このうち、製造業は同2.8%増の2,868億円、非製造業(除く船舶・電力)は同1.3%増の4,357億円となった。

  4. 7~9月をみると、受注総額は前期比8.7%減の5兆3,704億円となった。需要者別にみると、民需は同2.9%減の2兆5,763億円、官公需は同8.9%減の7,115億円、 外需は同13.3%減の1兆9,867億円、代理店は同2.3%減の2,705億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同1.1%減の2兆1,456億円、製造業は同3.2%減の8,942億円、非製造業(除船舶・電力)は同0.1%増の1兆2,808億円となった。

  5. 10~12月見通しをみると、受注総額は前期比4.7%増の5兆6,248億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同3.7%増の2兆6,720億円、官公需は同4.2%減の6,818億円、外需は同1.8%増の2兆0,221億円、代理店は同2.6%増の2,776億円の見通しになっている。また、「船舶・電力を除く民需」は同5.0%増の2兆2,525億円、製造業は同6.9%減の8,327億円、非製造業(除船舶・電力)は同14.3%増の1兆4,639億円の見通しになっている。

(備考)
  1. 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。
  2. 本調査は、毎年3月調査の時点で季節調整値の改訂を行っており、過去に遡って改訂される。次の2月調査までは予測指数による季節調整を行い、過去の値は変わらない。
表:対前月比

概要(PDF形式)

報告書(PDF形式)

統計表(CSV形式)

参考

(( 参考1 ))

(( 参考2 ))

(( 季節調整について ))

参考図表

グラフ:機械受注額の推移
第1表 主要需要者別機械受注額
第2表 民需の業種別機械受注の伸び

その他