平成27年6月実績および平成27年7~9月見通し:機械受注統計調査報告

平成27年8月13日
内閣府経済社会総合研究所

調査結果の概要(季節調整値)

  1. 機械受注総額の動向をみると、27年5月前月比6.2%減の後、6月は同5.0%増の2兆4,171億円となった。

  2. 需要者別にみると、民需は前月比2.6%増の1兆141億円、官公需は同6.8%増の2,803億円、外需は同20.3%増の1兆710億円、代理店は同17.3%増の1,076億円となった。

  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向を見ると、27年5月前月比0.6%増の後、6月は同7.9%減の8,359億円となった。このうち、製造業は同14.0%減の3,797億円、非製造業(除く船舶・電力)は同0.6%増の4,779億円となった。

  4. 4~6月をみると、受注総額は前期比2.5%減の7兆1,758億円となった。需要者別にみると、民需は同9.0%減の3兆478億円、官公需は同4.0%増の8,619億円、外需は同5.7%減の2兆8,197億円、代理店は同1.1%増の3,036億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同2.9%増の2兆6,460億円、製造業は同12.1%増の1兆2,234億円、非製造業(除船舶・電力)は同1.7%減の1兆4,478億円となった。

  5. 7~9月見通しをみると、受注総額は前期比2.0%増の7兆3,170億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同5.9%増の3兆2,288億円、官公需は同8.5%減の7,882億円、外需は同8.0%増の3兆441億円、代理店は同2.1%減の2,972億円の見通しになっている。また、「船舶・電力を除く民需」は同0.3%増の2兆6,541億円、製造業は同3.6%減の1兆1,791億円、非製造業(除船舶・電力)は同1.7%増の1兆4,726億円の見通しになっている。

(備考)
  1. 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。
  2. 本調査は、毎年3月調査の時点で季節調整値の改訂を行っており、過去に遡って改訂される。次の2月調査までは予測指数による季節調整を行い、過去の値は変わらない。
表:対前月比

概要(PDF形式)

報告書(PDF形式)

統計表(CSV形式)

参考

(( 参考1 ))

(( 参考2 ))

(( 季節調整について ))

参考図表

グラフ:機械受注額の推移
第1表 主要需要者別機械受注額
第2表 民需の業種別機械受注の伸び

その他

問い合わせ先

内閣府経済社会総合研究所景気統計部 機械受注班
電話03-6257-1629(ダイヤルイン)