研究会報告書等 No.86「教育の質の変化を反映した価格・実質アウトプットの把握手法に関する調査研究」報告書
令和4年4月
概要
内閣府経済社会総合研究所では、「統計改革の基本方針」(平成28年12月経済財政諮問会議決定)および「統計改革推進会議最終取りまとめ」(平成29年5月統計改革推進会議決定)などに基づき、我が国の国民経済体系(Japanese System of National Accounts:JSNA)の実質GDP の推計精度の改善および国際的な比較可能性の向上を目的に、教育の質の変化を反映した産出指数および価格指数(デフレーター)の把握手法について研究を2017年度から実施している。
本報告書では、統計委員会における指摘事項等も踏まえつつ、令和元年度委託調査結果をもとに、日本における教育の産出数量指数と産出価格指数について、1994年にまで遡及して試算・推計を行った。
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「教育の質の変化を反映した価格・実質アウトプットの把握手法に関する調査研究」報告書(PDF形式 3.4 MB)
報告書(目次)
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9ページ1. 概要
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9ページ1.1 背景・目的
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9ページ1.2 実施期間
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9ページ1.3 調査研究内容
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10ページ1.4 委員会の開催
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11ページ2. 総教員授業時間数の推計方法の検討
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11ページ2.1 先行研究
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18ページ2.2 兼務教員授業時間数の検討
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25ページ2.3 総教員授業時間の推計方法の比較(本調査研究、先行研究)
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26ページ3. 基礎統計
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26ページ3.1 概要
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27ページ3.2 学校基本調査
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28ページ3.2.1 調査の概要
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28ページ3.2.2 教員数について
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30ページ3.2.3 学校数・在学者数・教員数の推移
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37ページ3.3 学校教員統計調査
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37ページ3.3.1 調査の概要
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37ページ3.3.2 本務教員の範囲
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38ページ3.3.3 週単位授業時数の調査方法
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41ページ3.3.4 週教科等担任授業時数の統計表
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43ページ4. 総教員授業時間
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43ページ4.1 概要
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43ページ4.2 総教員授業時間の推移
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51ページ5. 産出数量・産出価格指数の試算
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51ページ5.1 試算の概要
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51ページ5.1.1 試算対象期間
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51ページ5.1.2 試算範囲
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52ページ5.2 名目産出額の分割推計
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59ページ5.3 産出数量・産出価格指数の推計
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59ページ5.4 産出数量の推計結果
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66ページ5.5 産出価格指数の推計結果
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73ページ5.6 総授業時間を用いた試算結果の分析
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76ページ6. 諸外国の教育サービスの産出数量の推計
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76ページ6.1 概要
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79ページ6.2 COVID-19に伴う調整
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82ページ7. まとめ
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84ページ参考文献
過去の研究紹介
「教育の質の変化を反映した価格・実質アウトプットの把握手法に関する調査研究」報告書
内閣府経済社会総合研究所 研究会報告書等 No.82 2020年8月