令和3年12月実績および令和4年1~3月見通し:機械受注統計調査報告

令和4年2月17日
内閣府経済社会総合研究所

調査結果の概要(季節調整値)

  1. 機械受注総額の動向をみると、2021(令和3)年11月前月比7.2%減の後、12月は同3.0%増の2兆8,330億円となった。

  2. 需要者別にみると、民需は前月比4.5%増の1兆1,306億円、官公需は同6.7%増の2,853億円、外需は同3.5%減の1兆2,616億円、代理店は同8.0%減の1,130億円となった。

  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向をみると、2021(令和3)年11月前月比3.4%増の後、12月は同3.6%増の9,324億円となった。このうち、製造業は同8.0%増の4,798億円、非製造業(除く船舶・電力)は同0.1%減の4,654億円となった。

  4. 10~12月をみると、受注総額は前期比8.2%増の8兆5,492億円となった。需要者別にみると、民需は同15.8%増の3兆3,648億円、官公需は同8.9%増の8,761億円、 外需は同1.2%減の3兆8,675億円、代理店は同0.4%増の3,688億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同6.5%増の2兆7,035億円、製造業は同3.8%増の1兆3,181億円、非製造業(除く船舶・電力)は同9.0%増の1兆4,004億円となった。

  5. 2022(令和4)年1~3月見通しをみると、受注総額は前期比9.6%減の7兆7,283億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同10.4%減の3兆137億円、官公需は同10.1%増の9,644億円、外需は同12.7%減の3兆3,747億円、代理店は同14.2%減の3,164億円の見通しになっている。また、「船舶・電力を除く民需」は同1.1%減の2兆6,749億円、製造業は同5.0%増の1兆3,839億円、非製造業(除く船舶・電力)は同8.5%減の1兆2,819億円の見通しになっている。

(備考)
  1. 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。
  2. 本調査は、毎年1月調査の時点で季節調整値の改訂を行っており、過去に遡って改訂される。次の改訂までは予測指数による季節調整を行い、過去の値は変わらない。
表:対前月比 概要PDFで確認可。

概要(PDF形式)

報告書(PDF形式)

統計表(CSV形式)

参考

(( 参考1 ))

(( 参考2 ))

(( 季節調整について ))

参考図表

グラフ:機械受注額の推移
第1表 主要需要者別機械受注額 実績の数値は報告書本文PDF、見通しの数値は見通し公表月の報告書見通しPDFで確認可。
第2表 民需の業種別機械受注の伸び 報告書本文PDFで確認可。

その他

問い合わせ先

内閣府経済社会総合研究所景気統計部 機械受注班
電話03-6257-1629(ダイヤルイン)