令和4年3月実績および令和4年4~6月見通し:機械受注統計調査報告

令和4年5月19日
内閣府経済社会総合研究所

調査結果の概要(季節調整値)

  1. 機械受注総額の動向をみると、2022(令和4)年2月前月比10.6%減の後、3月は同2.5%増の2兆5,203億円となった。

  2. 需要者別にみると、民需は前月比0.4%減の9,279億円、官公需は同61.9%増の3,586億円、外需は同14.2%減の1兆888億円、代理店は同22.9%増の1,169億円となった。

  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向をみると、2022(令和4)年2月前月比9.8%減の後、3月は同7.1%増の8,695億円となった。このうち、製造業は同7.1%増の4,545億円、非製造業(除く船舶・電力)は同11.0%増の4,305億円となった。

  4. 1~3月をみると、受注総額は前期比9.7%減の7兆7,306億円となった。需要者別にみると、民需は同13.9%減の2兆8,542億円、官公需は同2.8%減の8,139億円、 外需は同6.6%減の3兆6,623億円、代理店は同11.3%減の3,291億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同3.6%減の2兆5,805億円、製造業は同0.8%増の1兆3,112億円、非製造業(除く船舶・電力)は同8.1%減の1兆2,712億円となった。

  5. 2022(令和4)年4~6月見通しをみると、受注総額は前期比5.2%増の8兆1,301億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同1.3%増の2兆8,916億円、官公需は同8.8%減の7,419億円、外需は同15.4%増の4兆2,254億円、代理店は同11.6%増の3,671億円の見通しになっている。また、「船舶・電力を除く民需」は同8.1%減の2兆3,706億円、製造業は同0.1%減の1兆3,106億円、非製造業(除く船舶・電力)は同12.1%減の1兆1,168億円の見通しになっている。

(備考)
  1. 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。
  2. 本調査は、毎年1月調査の時点で季節調整値の改訂を行っており、過去に遡って改訂される。次の改訂までは予測指数による季節調整を行い、過去の値は変わらない。
表:対前月比 概要PDFで確認可。

概要(PDF形式)

報告書(PDF形式)

統計表(CSV形式)

参考

(( 参考1 ))

(( 参考2 ))

(( 季節調整について ))

参考図表

グラフ:機械受注額の推移
第1表 主要需要者別機械受注額 実績の数値は報告書本文PDF、見通しの数値は見通し公表月の報告書見通しPDFで確認可。
第2表 民需の業種別機械受注の伸び 報告書本文PDFで確認可。

その他

問い合わせ先

内閣府経済社会総合研究所景気統計部 機械受注班
電話03-6257-1629(ダイヤルイン)