令和4年6月実績および令和4年7~9月見通し:機械受注統計調査報告

令和4年8月17日
内閣府経済社会総合研究所

調査結果の概要(季節調整値)

  1. 機械受注総額の動向をみると、2022(令和4)年5月前月比10.1%減の後、6月は同2.2%減の2兆9,597億円となった。

  2. 需要者別にみると、民需は前月比2.2%増の1兆676億円、官公需は同0.3%増の2,684億円、外需は同4.6%減の1兆5,410億円、代理店は同5.1%減の1,199億円となった。

  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向をみると、2022(令和4)年5月前月比5.6%減の後、6月は同0.9%増の9,170億円となった。このうち、製造業は同5.4%増の4,765億円、非製造業(除く船舶・電力)は同0.0%減の4,498億円となった。

  4. 4~6月をみると、受注総額は前期比21.0%増の9兆3,531億円となった。需要者別にみると、民需は同14.3%増の3兆2,612億円、官公需は同7.0%増の8,709億円、 外需は同31.4%増の4兆8,118億円、代理店は同11.7%増の3,675億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同8.1%増の2兆7,888億円、製造業は同9.1%増の1兆4,301億円、非製造業(除く船舶・電力)は同7.6%増の1兆3,684億円となった。

  5. 2022(令和4)年7~9月見通しをみると、受注総額は前期比3.0%減の9兆717億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同4.5%減の3兆1,150億円、官公需は同15.5%減の7,357億円、外需は同0.8%減の4兆7,734億円、代理店は同15.5%増の4,245億円の見通しになっている。また、「船舶・電力を除く民需」は同1.8%減の2兆7,374億円、製造業は同4.5%減の1兆3,656億円、非製造業(除く船舶・電力)は同1.5%減の1兆3,476億円の見通しになっている。

(備考)
  1. 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。
  2. 本調査は、毎年1月調査の時点で季節調整値の改訂を行っており、過去に遡って改訂される。次の改訂までは予測指数による季節調整を行い、過去の値は変わらない。
表:対前月比 概要PDFで確認可。

概要(PDF形式)

報告書(PDF形式)

統計表(CSV形式)

参考

(( 参考1 ))

(( 参考2 ))

(( 季節調整について ))

参考図表

グラフ:機械受注額の推移
第1表 主要需要者別機械受注額 実績の数値は報告書本文PDF、見通しの数値は見通し公表月の報告書見通しPDFで確認可。
第2表 民需の業種別機械受注の伸び 報告書本文PDFで確認可。

その他

問い合わせ先

内閣府経済社会総合研究所景気統計部 機械受注班
電話03-6257-1629(ダイヤルイン)