令和4年9月実績および令和4年10~12月見通し:機械受注統計調査報告

令和4年11月16日
内閣府経済社会総合研究所

調査結果の概要(季節調整値)

  1. 機械受注総額の動向をみると、2022(令和4)年8月前月比9.5%減の後、9月は同3.3%減の2兆5,965億円となった。

  2. 需要者別にみると、民需は前月比9.0%減の9,806億円、官公需は同7.6%減の2,618億円、外需は同6.3%増の1兆2,968億円、代理店は同2.2%増の1,225億円となった。

  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向をみると、2022(令和4)年8月前月比5.8%減の後、9月は同4.6%減の8,680億円となった。このうち、製造業は同8.5%減の4,544億円、非製造業(除く船舶・電力)は同4.4%増の4,247億円となった。

  4. 7~9月をみると、受注総額は前期比11.8%減の8兆2,488億円となった。需要者別にみると、民需は同2.1%減の3兆1,922億円、官公需は同12.3%減の7,642億円、 外需は同16.5%減の4兆199億円、代理店は同2.9%減の3,567億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同1.6%減の2兆7,438億円、製造業は同2.0%減の1兆4,015億円、非製造業(除く船舶・電力)は同1.4%減の1兆3,490億円となった。

  5. 2022(令和4)年10~12月見通しをみると、受注総額は前期比11.5%増の9兆1,961億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同2.6%増の3兆2,738億円、官公需は同30.7%増の9,985億円、外需は同16.5%増の4兆6,844億円、代理店は同7.6%増の3,837億円の見通しになっている。また、「船舶・電力を除く民需」は同3.6%増の2兆8,439億円、製造業は同2.9%増の1兆4,419億円、非製造業(除く船舶・電力)は同4.6%増の1兆4,107億円の見通しになっている。

(備考)
  1. 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。
  2. 本調査は、毎年1月調査の時点で季節調整値の改訂を行っており、過去に遡って改訂される。次の改訂までは予測指数による季節調整を行い、過去の値は変わらない。
表:対前月比 概要PDFで確認可。

概要(PDF形式)

報告書(PDF形式)

統計表(CSV形式)

参考

(( 参考1 ))

(( 参考2 ))

(( 季節調整について ))

参考図表

グラフ:機械受注額の推移
第1表 主要需要者別機械受注額 実績の数値は報告書本文PDF、見通しの数値は見通し公表月の報告書見通しPDFで確認可。
第2表 民需の業種別機械受注の伸び 報告書本文PDFで確認可。

その他

問い合わせ先

内閣府経済社会総合研究所景気統計部 機械受注班
電話03-6257-1629(ダイヤルイン)