令和4年12月実績および令和5年1~3月見通し:機械受注統計調査報告

令和5年2月16日
内閣府経済社会総合研究所

調査結果の概要(季節調整値)

  1. 機械受注総額の動向をみると、2022(令和4)年11月前月比1.0%減の後、12月は同6.5%増の2兆8,287億円となった。

  2. 需要者別にみると、民需は前月比1.2%減の9,597億円、官公需は同11.4%減の2,176億円、外需は同16.2%増の1兆4,788億円、代理店は同0.1%減の1,193億円となった。

  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向をみると、2022(令和4)年11月前月比8.3%減の後、12月は同1.6%増の8,519億円となった。このうち、製造業は同2.1%増の3,941億円、非製造業(除く船舶・電力)は同2.5%減の4,581億円となった。

  4. 10~12月をみると、受注総額は前期比1.0%減の8兆1,654億円となった。需要者別にみると、民需は同8.8%減の2兆9,100億円、官公需は同4.2%減の7,324億円、 外需は同0.8%増の4兆516億円、代理店は同0.1%増の3,569億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同5.0%減の2兆6,054億円、製造業は同14.0%減の1兆2,054億円、非製造業(除く船舶・電力)は同4.7%増の1兆4,121億円となった。

  5. 2023(令和5)年1~3月見通しをみると、受注総額は前期比3.2%増の8兆4,299億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同3.1%増の3兆1億円、官公需は同33.2%増の9,755億円、外需は同2.1%減の3兆9,673億円、代理店は同0.2%減の3,563億円の見通しになっている。また、「船舶・電力を除く民需」は同4.3%増の2兆7,179億円、製造業は同13.6%増の1兆3,689億円、非製造業(除く船舶・電力)は同4.7%減の1兆3,457億円の見通しになっている。

(備考)
  1. 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。
  2. 本調査は、毎年1月調査の時点で季節調整値の改訂を行っており、過去に遡って改訂される。次の改訂までは予測指数による季節調整を行い、過去の値は変わらない。
表:対前月比 概要PDFで確認可。

概要(PDF形式)

報告書(PDF形式)

統計表(CSV形式)

参考

(( 参考1 ))

(( 参考2 ))

(( 季節調整について ))

参考図表

グラフ:機械受注額の推移
第1表 主要需要者別機械受注額 実績の数値は報告書本文PDF、見通しの数値は見通し公表月の報告書見通しPDFで確認可。
第2表 民需の業種別機械受注の伸び 報告書本文PDFで確認可。

その他

問い合わせ先

内閣府経済社会総合研究所景気統計部 機械受注班
電話03-6257-1629(ダイヤルイン)