令和5年6月実績および令和5年7~9月見通し:機械受注統計調査報告

令和5年8月17日
内閣府経済社会総合研究所

調査結果の概要(季節調整値)

  1. 機械受注総額の動向をみると、2023(令和5)年5月前月比2.9%減の後、6月は同0.2%増の2兆6,434億円となった。

  2. 需要者別にみると、民需は前月比3.2%増の1兆106億円、官公需は同2.9%減の3,406億円、外需は同6.9%減の1兆1,769億円、代理店は同19.5%増の1,249億円となった。

  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向をみると、2023(令和5)年5月前月比7.6%減の後、6月は同2.7%増の8,540億円となった。このうち、製造業は同1.6%増の4,296億円、非製造業(除く船舶・電力)は同9.8%増の4,321億円となった。

  4. 4~6月をみると、受注総額は前期比7.1%増の8兆11億円となった。需要者別にみると、民需は同2.2%減の3兆237億円、官公需は同12.2%増の1兆132億円、 外需は同10.7%増の3兆5,702億円、代理店は同0.6%増の3,606億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同3.2%減の2兆5,855億円、製造業は同1.1%増の1兆2,627億円、非製造業(除く船舶・電力)は同8.8%減の1兆3,134億円となった。

  5. 2023(令和5)年7~9月見通しをみると、受注総額は前期比2.8%減の7兆7,784億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同2.1%減の2兆9,593億円、官公需は同22.5%減の7,849億円、外需は同3.1%増の3兆6,816億円、代理店は同1.8%増の3,670億円の見通しになっている。また、「船舶・電力を除く民需」は同2.6%減の2兆5,174億円、製造業は同2.3%減の1兆2,338億円、非製造業(除く船舶・電力)は同1.4%減の1兆2,956億円の見通しになっている。

(備考)
  1. 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。
  2. 本調査は、毎年1月調査の時点で季節調整値の改訂を行っており、過去に遡って改訂される。次の改訂までは予測指数による季節調整を行い、過去の値は変わらない。
表:対前月比 概要PDFで確認可。

概要(PDF形式)

報告書(PDF形式)

統計表(CSV形式)

参考

(( 参考1 ))

(( 参考2 ))

(( 季節調整について ))

参考図表

グラフ:機械受注額の推移
第1表 主要需要者別機械受注額 実績の数値は報告書本文PDF、見通しの数値は見通し公表月の報告書見通しPDFで確認可。
第2表 民需の業種別機械受注の伸び 報告書本文PDFで確認可。

その他

問い合わせ先

内閣府経済社会総合研究所景気統計部 機械受注班
電話03-6257-1629(ダイヤルイン)