研究会報告書等 No.79我が国におけるAI技術の導入に伴う雇用環境への影響に関する調査研究 報告書

平成31年3月

概要

近年のAIやIoT、ロボット等の革新的な新規技術における著しい発展は、従来人間にしかできなかった作業の自動化をも果たしつつあり、雇用に恩恵をもたらすことが期待される一方、多くの論者によって人間の雇用が代替されるとの懸念が指摘されており、労働市場をはじめとした社会全体へ与えるインパクトは非常に大きい。

AI等の技術による雇用の代替可能性については、Frey and Osborne(2013)やArntz, Gregory and Zierahn(2016)等の先行研究において分析されているが、その手法は機械学習による将来予測に過ぎず、改善の余地が大きく残されている。

本調査研究では、労働現場における影響が特に大きいと考えられるAI技術を対象に、我が国の雇用環境においてその技術導入がもたらした影響について、先行研究において代替可能性がとりわけ高いとされた職業を中心に、企業等へのヒアリング調査や労働者へのアンケート調査を通じて実態を把握するとともに、先行予測との比較も行いながら、我が国におけるAI技術と労働需要との関係についての実証分析を行った。

全文ダウンロード

我が国におけるAI技術の導入に伴う雇用環境への影響に関する調査研究 報告書(PDF形式 8.14 MB)PDFを別ウィンドウで開きます

項目別ダウンロード(全14ファイル)

  1. 1ページ
    1. はじめに
  2. 2ページ
    2. 調査の目的・方針
  3. 2ページ
    3. データ
    1. 2ページ
      (1) データの収集方法(資料1 参照)
    2. 3ページ
      (2) ノン・ルーティンタスク指数(=Non-Routine Task Index)の作成方法
    3. 7ページ
      (3) データの概観
  4. 10ページ
    4. モデル
  5. 11ページ
    5. 推計式と推計結果
    1. 11ページ
      (1) A 調査(推計結果:資料6-1、6-2、6-3 参照)
    2. 13ページ
      (2) B 調査(推計結果:資料6-2 参照)
    3. 14ページ
      (3) エンジニア調査(推計結果:資料6-3 参照)
  6. 14ページ
    6. 推計結果
    1. 14ページ
      (1) A 調査(労働者調査)
    2. 15ページ
      (2) B 調査(管理職調査)
    3. 16ページ
      (3) エンジニア調査
    4. 18ページ
      今後の課題
  7. 19ページ
    7. まとめ
  8. 21ページ
    (参考文献)
  9. 22ページ
    資料
  10. 22ページ
  11. 26ページ
  12. 45ページ
  13. 56ページ
  14. 62ページ
  15. 82ページ
  16. 90ページ
  17. 110ページ
  18. 124ページ
  19. 130ページ
  20. 143ページ
  21. 149ページ
  22. 152ページ